今回は、AZOOR発症後、3週間後に来院され、週１～２回のペースで、
鍼灸治療を受けられた方の、経過報告である。
この方は、10代後半の女性で、鍼灸は初めて受ける。
1回目は物凄い恐怖心を持たれていたが、
鍼との相性が良く、痛みどころか所謂「ひびき」も平気で
受けて頂けとても治療がしやすかった。
約4か月弱の期間で計28回治療を都内から1度も遅刻せず、
受けて頂いた。
そして、治療後1か月経過時に大学病院にて検査し、
「少しずつ回復している」とのこと。
本人の自覚としての見え方はあまり変わらないとの事だった。
しかし、1か月半経過後には
少し見え方が良くなってきていると
本人が自覚できるようになり、
2か月経過後には眩しさは半分以下の自覚になった。
しかし、この(2か月経過後)時の大学病院での検査では
前回と変化なし、との事だった。
そして3か月経過後には
視野欠損部も4割ぐらい見えるようになり、
眩しさも半分ぐらいの自覚になった。
ただ、また大学病院の検査では変化なし。
この時は、
画像診断で変化が無くとも症状が取れていく
タイプかと思っていた。
その後、インフルエンザにかかり、
治癒後も咳が3週間続いたのもあり、
足が遠のかれていて、ずっと気になっていたが、
その３～4か月後に、LINEを頂いた。
内容は
・大学病院の検査を久しぶりに受けた。
(発症7か月経過後)
・視力と眼圧等は変わらず異常なし。
・視野検査と網膜の損傷部位もどちらも
改善していた。
・今後も回復していくだろう。
とのことだった。
本当にうれしいラインをもらえて
幸せだったし、
更に眼科疾患で困っている
皆さんにお役に立てればと
思っている。